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デジタルカメラの種類と特徴

 ここ最近のデジタルカメラの急激な普及に伴い、フィルムカメラの需要が大きく減ってきています。携帯電話のカメラも発売当初は10〜30万画素でかなりの低画質でしたが、現在発売されている携帯電話には100〜300万画素が標準となっています。コンパクトデジカメは数年前に比べると画素数が上がり、500〜600万画素クラスが標準となりつつあります。

 デジカメブームの影響でカメラを始めたばかりの方にはフィルムカメラを利用した経験が無い方もいることでしょう。最近は一昔前では考えられなかったパソコンショップや家電店でもデジカメが買えるようになりましたが、フィルムカメラを買うにはこれまで通りカメラショップに行く必要があります。

 これから夜景撮影を始め、ホームページで写真を公開されることを前提としているのであれば現像とスキャニング(パソコンへの取り込み)の手間がかからないデジタルカメラをお勧めしています。


 [ 携帯電話内蔵デジタルカメラ ]


 価格帯 0〜3万円程度


 携帯電話に初めてカメラ機能が搭載されたのは2000年の10月。J-PHONEのJ-SH04が初代と言われており、当時の性能は10万画素程度で、お世辞にも写真とは言えないような画質レベルでした。しかし、この機種がきっかけでデジタルカメラの内蔵された携帯電話が一気に普及し、今ではPHSを含め、殆どのキャリアで採用されています。画素数も最近では200〜300万画素は当たり前。機種によってはコンパクトデジタルカメラと同等のスペックと画素数を備えたものもあります。
 
現在利用しているPHS(左)と携帯電話(右)です。

WILLCOM WX310K [ 130万画素 ]
画質はコンパクトデジカメにも及びませんが、ナイトモードが搭載されており、ライトアップ系の夜景ならなんとか撮れそうです。mini SDにも対応しているのでパソコンへのデータ転送も非常に簡単です。




 [ コンパクトデジタルカメラ ]


 価格帯 1〜5万円程度


 デジタルカメラの中で最も製品数が多いジャンルがこのコンパクトデジタルカメラで、普及率はかなり高いようです。最近の機種は画素数が500〜600万画素が主流で、デザインや品質、画質もこれまでの機種に比べると大幅に向上しています。

 このクラスの一番のポイントは、比較的暗い室内等でも手ぶれを気にせず撮れる「手ぶれ補正機能」が搭載されている機種が多く、特にPanasonicのLUMIXシリーズはほとんどの機種に標準装備されているようです。但し、手ぶれ補正があるからと言ってどのような夜景でも手ぶれ無しで撮影出来るわけでは有りませんが、ライトアップやイルミネーションであれば三脚無しで撮影出来るケースもあるでしょう。

  気軽に夜景を撮ってみたいのであればこのクラスから入るのも良いでしょう。本体も小型&軽量で扱い易く、軽量のミニ三脚でも取り付け出来る気軽さが一番の魅力ですね。管理人の私も夜景撮影はこのクラスの機種から始め、三脚も小型タイプで4,000円ぐらいのものを愛用していました。今ではデジタル一眼レフカメラと中型三脚を愛用していますが、機動性はかなり落ちてしまいました。
 

Panasonic DMC-LS1 [ 400万画素 ]
三脚穴の装備はもちろん、この機種には「夜景モード」と「夜景ポートレートモード」が用意されています。これまでのデジカメはどちらか片方の機能しか装備されていませんでしたが、最近はフラッシュを発行禁止にして夜景だけを撮ることが出来る機能も当たり前となりつつあります。

現在発売されているオススメ機種
キヤノン IXY DIGITAL 910 IS




 [ ハイエンドデジタルカメラ ]


 価格帯 5〜10万円程度


※現在はデジタル一眼レフの低価格化により、市場にはそれほど出回っていません。

 デジタル一眼レフカメラがブームとなる前に全盛期だった上級者向けのクラスです。コンパクトデジタルカメラに比べると画質や性能が比較的優れており、撮影機能も充実しており、一眼レフと同様にマニュアル撮影・絞り優先モード等も装備されています。また、外部ストロボやリモコンにも対応している機種が有り、中には28mm程度の広角レンズを装備している機種もあります。(Powershot S80は28mmとなっています)

 さらに、このクラスは望遠側が充実していて、10倍以上の高倍率ズームが装備されている場合も。レンズも一眼レフ向けの入門用レンズよりは性能が良い場合も有り、撮影条件によってはデジタル一眼レフと大差が出ない場合もあります。

 ただ、画素数が一眼レフ並でありながら撮像素子(CCD等)が小さい為、ノイズに弱いことや機種によって偽色が発生してしまう難点が挙げられます。

 価格帯に関しても入門クラスのデジタル一眼レフと大差が無く、ハイエンドデジタルカメラと比べて画質や機能面で圧倒的に優れているため、もう少し予算を出せる場合はデジタル一眼レフを選んだ方が良いでしょう。

 余談ですが、私はPowershot G5を2003年末に購入しましたが、メインカメラとしての活動期間はわずか2ヶ月半でした。一番の原因は絞り開放時に発生する偽色と高感度撮影時のノイズです。
又、一眼レフへの憧れが大きかった事もあります。

Powershot G5 [ 500万画素 ]
RAW撮影モード、マニュアル撮影モード等、機能面では一眼レフに迫り画質も優れていますが、長時間露光時におけるノイズと偽色が難点でした。2003年の12月に購入しましたが、活躍した期間はわずか2ヶ月半でした。価格は10万円近くしましたが、あと2万円出せばEOS KISS Digitalが購入できたことを思うと悔しいです。




 [ デジタル一眼レフカメラ ]


 価格帯 6〜80万円程度


 デジタルカメラの中で最も高性能で一番の注目を浴びているのがこのクラスになります。EOS Kiss Digitalが発売される前までは、EOS 10DやNiconのD100等が主流で、本体価格が最低でも20万円は当たり前でした。夜景撮影に対応出来る広角レンズも当時は非常に高価で、レンズを合わせると30万円は必要でした。

 EOS KISS Digitalは専用の広角レンズがセットで15万円以内と当時ではあり得ないような価格でした。この機種がきっかけでデジタル一眼レフが急速に普及することとなり、現在はCANONを中心に数多くのメーカーから充実したラインナップが提供されています。

 画質に関してはコンパクトデジタルカメラとは比較にならず、特に夜景撮影時におけるノイズへの強さは言うまでもありません。その為、多くの夜景愛好家はコンパクトデジタルカメラからこのクラスに移行しています。最近ではいきなりデジタル一眼レフから夜景撮影を始める人も増えています。

 入門クラスの機種であれば初心者でも簡単に撮影が出来るようになっており、高性能なデジタル一眼レフを使うことで写真への情熱もより大きくなるでしょう。私は本気で夜景を撮りたいのであれば、いきなりこのクラスから始めてしまう事をお勧めしています。コンパクトデジタルカメラで夜景撮影方法をマスターしてしまうとすぐに上位機種が欲しくなるのが目に見えていますので。
 

EOS 20D [ 800万画素 ]
2005年10月よりメインで利用しているカメラです。EOS 10Dに比べると高感度撮影でもノイズが少なくなっており、ストロボ撮影時のケラレも改善されていて、使い勝手がとても良くなっています。


現在発売されているオススメ機種
キヤノン EOS KissデジタルX レンズキット
キヤノン EOS 40D・EF-S18-55 IS レンズキット





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