デジタル一眼レフの選び方


 2003年9月20日、CANONから普及型デジタル一眼レフ「EOS Kiss Digital」が登場しました。これまでのデジタル一眼レフは本体価格だけで20万円以上、レンズも合わせると25~30万円は必要でしたが、夜景撮影にも使える広角ズームレンズ(18-55mm)がセットで12万円前後と、当時としては破格でした。「EOS Kiss Digital」の登場でデジタル一眼レフが一般層にも普及し、現在は他のメーカーからもレンズセットで10万円以下の機種が数多くラインナップされています。

 最近のデジタル一眼レフであればどの機種でも夜景は綺麗に撮れます。エントリークラスに標準装備の広角ズームレンズは安価なわりに高性能で、 夜景初心者はキットレンズさえあれば、ほとんどの夜景撮影に対応できるはずです。

 コンパクトデジカメからの買い替えや、これから本格的に夜景を撮りたい方にはこのクラスを強くお勧めしています。ハイアマチュア向けに「CANON EOS 40D」や「Nikon D200」等も発売されていますが、ボディの質感や撮影機能の違いが主で、画質に関してはエントリークラスと極端な差は無いでしょう。

[ デジタル一眼レフの選び方1 ]



 デジタル一眼レフ初心者には広角ズームレンズがセットのエントリークラスがお勧め。

   
キヤノン EOS Kiss X2 レンズキット


■有効画素数約1,220万画素&DIGICⅢ
■ピクチャースタイルで多彩な写真表現


2003年9月に発売されたEOS Kiss Digitalシリーズの4代目でで素数が1,220万画素にアップし、操作レスポンスも改善されています。夜景サイト運営者はCANONユーザーが圧倒的に多いため、CANONのデジタル一眼レフを使えば情報交換も容易でしょう。セットレンズは幅広いジャンルに使える広角ズームレンズとなっており、このレンズだけでも最低限の夜景撮影は十分こなせます。交換レンズは必要に応じて買い足していくのがお勧めです。

 

[ デジタル一眼レフの選び方2 ]



 夜景に限らず幅広いジャンルの撮影を本格的にこなしたい方はハイアマ向けの機種を。


キヤノン EOS 40D

■最高約6.5コマ/秒の高速連写
■有効画素数約1020万画素&DIGICⅢ搭載
■ピクチャースタイル機能搭載
■3.0インチ液晶モニター搭載


2007年8月末に発売されたEOS 40Dは30Dからフルモデルチェンジとなり、画素数のアップはもちろん、液晶モニターのインチアップ、作動耐久性約10万回のシャッターを搭載しています。20D・30Dを夜景撮影に使っているユーザーが多く、40Dは価格が下がって高性能になっているので買い替え・買い増しにお勧めの1台です。エントリークラスのKiss DXに比べても連写機能やボディの質感に差があり、カメラを所有することへの満足感も高いでしょう。

キヤノン EOS 5D

■35mmフルサイズCMOSセンサーを採用
■有効画素数約1280万画素
■ピクチャースタイル機能搭載
■2.5インチ液晶モニター搭載


EOS 5Dが発売されるまではフルサイズCMOSセンサーが搭載された機種は[ EOS 1Ds Mark2 ] のみで、ボディ価格が80万円前後もするため、一般ユーザーには手が出せない機種でした。5Dは夜景サイト運営者にも大好評で、ダイナミックレンジの広さ、画質のクオリティは多機種と比べても圧倒的です。

個人的にはハイアマ向けのデジタル一眼レフの中ではEOS 5Dが最も夜景を綺麗に撮れるのではと思っています。欠点としてはEF-Sレンズが使えないこと、ストロボは内蔵されていないので注意が必要です。2008年上旬には後継機が発売されると噂されています。


<< コンパクトデジカメの選び方 夜景撮影用レンズの基礎知識と選び方 >>
夜景撮影.com トップに戻る