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第四章 上級編
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絞り値の設定による写りの違い
コンパクトデジカメを使っているユーザーにとって「絞り」という言葉は馴染みが薄いのですが、デジタル一眼レフを使うユーザーは理解しておく必要があります。遠景を撮る時は絞り値を8〜11ぐらいにしておけば全体がシャープに写りますが、近景と遠景を組み合わせるような場合は背景のボケ具合が変わってきますので注意が必要です。
[ 絞りの基礎を復習 ]
ここまで読まれた方は絞りが何を意味するかはお解かり頂けたと思います。絞りは数値が低い程、光を取り込む量が多くなり、ピントの合う範囲が狭くなります。数値が逆に大きいと光を取り込む量が少なくなり、ピントの合う範囲が広くなります。「EF17-40mm F4L USM」を例に絞りのイメージを図で表しました。白い部分が光を取り込める穴の大きさです。
[
絞り値をF4からF
16まで1段ずつ絞り、背景の変化を確認 ]
シャッター速度:0.3秒
絞り数値:F4.0
測光方式:中央部重点平均測光
ISO感度:200
焦点距離:39.0mm
ホワイトバランス:太陽光
最も背景が綺麗にボケている状態です。絞りを開放にしているため、光を取り込める量が多く、わずか0.3秒のシャッター速度でも明るく写すことが出来ました。
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シャッター速度:0.7秒
絞り数値:F5.6
測光方式:中央部重点平均測光
ISO感度:200
焦点距離:39.0mm
ホワイトバランス:太陽光
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シャッター速度:1.5秒
絞り数値:F8.0
測光方式:中央部重点平均測光
ISO感度:200
焦点距離:39.0mm
ホワイトバランス:太陽光
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シャッター速度:4秒
絞り数値:F11
測光方式:中央部重点平均測光
ISO感度:200
焦点距離:39.0mm
ホワイトバランス:太陽光
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シャッター速度:8秒
絞り数値:F16
測光方式:中央部重点平均測光
ISO感度:200
焦点距離:39.0mm
ホワイトバランス:太陽光
若干背景はボケていますが、ボケが弱くなっているのがわかります。光を取り込む穴が小さいため、シャッター速度が8秒もかかりました。
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[ 遠景撮影で絞りを変化させる実験の様子 ]
シャッター速度:3.2秒
絞り数値:F4.0
測光方式:−
ISO感度:200
焦点距離:21.0mm
ホワイトバランス:−
絞り開放で撮影しました。光源が団子状になっていて、ぼやけた感じになっています。
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シャッター速度:6秒
絞り数値:F5.6
測光方式:−
ISO感度:200
焦点距離:21.0mm
ホワイトバランス:−
1段絞っただけで全体が引き締まったような感じがします。
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シャッター速度:13秒
絞り数値:F8.0
測光方式:−
ISO感度:200
焦点距離:21.0mm
ホワイトバランス:−
全体がシャープに引き締まってきました。遠景撮影は絞りを8にする方が多いと思います。
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シャッター速度:25秒
絞り数値:F11
測光方式:−
ISO感度:200
焦点距離:21.0mm
ホワイトバランス:−
絞り8と比べるとほとんど差は感じません。これ以上絞ると回折現象が起こり、解像度が低くなるそうです。絞りすぎには注意が必要みたいです。
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