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夜景撮影.com トップ > 第五章 夜景撮影講座番外編 > 難しいイルミネーションの手持ち撮影



難しいイルミネーションの手持ち撮影

 手持ち撮影が最も難しいとされる夜景ですが、イルミネーション系であれば条件によっては撮影出来ます。理想は手ぶれ補正搭載カメラを使うことですが、デジタル一眼レフでは一般的では有りません。そこでなるべく手持ちでも綺麗に撮るための方法を解説したいと思います。



 [ 手持ち撮影に適した機材選び ]

 手持ち撮影が中心となる場合はいかに明るいレンズを選ぶかが重要です。レンズの開放絞り値がなるべく小さい(F1.4 F1.8 F2.0 F2.8等)ものを選ぶようにしましょう。さらに高感度撮影が基本となりますので、ISO感度を上げた時にノイズの目立たない機種を選ぶことが重要です。

 現行のモデルであれば、ISO800ぐらいまで増感してもなんとか耐えられると思います。ライブハウス等の撮影ではISO800程度が用いられることが多いようです。ライブハウスと違って被写体ブレを気にする必要は有りませんが、とにかく明るいレンズを使うようにしましょう。


 [ 手ぶれの起こるシャッター速度 ]

 手持ちでイルミネーション等の夜景を撮る時、シャッター速度が何秒になっているか常に意識する必要があります。一般的に言われてることですが、例えば焦点距離が30mmの場合、1/30秒より短い時間であれば手持ちでも撮れるとされています。画角にもよりますがシャッター速度は遅くても1/30ぐらいにしておくのが無難です。壁などにもたれることが出来れば、もう少しシャッター速度が長くても大丈夫かもしれません。

 手ぶれ補正機能を活用した場合、2段から3段分の効果が有りますので、焦点距離が35mmの場合で1/8秒ぐらいであれば手持ちでも撮れるはずです。手ぶれ補正機能は目安としてシャッター速度を4倍〜8倍長く出来るようです。


 [ 手持ちで撮影した作品例 ]

[ EOS 20D + EF17-40mm F4L USM ]

シャッター速度:1/30秒
絞り数値:F4.0(開放)
ISO感度:1600
焦点距離:約33.6mm(1.6倍換算)

被写体に光量の強い光源が入っているため、なんとか手持ちで撮影出来ました。ただ、ISO感度を1600まで上げているのでノイズも目立ちます。コンパクトデジカメでISO1600にすると鑑賞に堪えれない写真になりそうな気がします。


[ EOS 20D + 18-125mm F3.5-5.6 DC ]

シャッター速度:1/10秒
絞り数値:F4.5
ISO感度:1600
焦点距離:約41.6mm(1.6倍換算)

日没直後なので空の明かりは残っていますが、手持ち撮影は厳しい状態です。手すりに体をもたれさせて撮影したので、1/10秒という短いシャッター速度で撮影できました。




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